レシピ

バスボム作り

バスボムの基本的な作り方

【材料】

  • クエン酸(食用)…大さじ2
  • 重曹(食用)…大さじ1
  • コーンスターチ(または片栗粉)…大さじ1
  • 塩…少々
  • 水(または無水エタノール)…適量

【道具】

  • 計量スプーン
  • フリーザーバッグ
  • スプレーボトル(霧吹き用)
  • 型(シリコンモールドや手作り型)※大きめ推奨

型が小さいとすぐ溶けてなくなってしまうので、型は大きめがオススメです。

型がない場合は、ラップを使って丸めて形を整えます。保存する際は密閉容器に入れましょう。

【アレンジ】

  • アロマオイル
  • 食紅
  • 乾燥ハーブや花びら
  • 中に入れるミニおもちゃ

など

バスボムは、重曹とクエン酸が主な材料です。

クエン酸:重曹=2:1のレシピと、クエン酸:重曹:コーンスターチ=2:1:1のレシピがありました。どちらがより固めやすいかは、いずれ試してみようと思います。

コンスターチは、片栗粉で代用可能。またコンスターチと片栗粉のどちらもない場合は、同量の塩を使って作ることもできます。

作り方

  • フリーザーバッグに乾いた粉類を入れ、よく揉み混ぜる。
  • 色や香りを付ける場合は、このタイミングで加える。
  • 霧吹きで湿らせ、型で固める。
  • 乾燥したら出来上がり。
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作り方のコツとポイント

バスボムをうまく作るには、水や無水エタノールの加え方がカギです。液体をいっぺんに加えると、重曹やコンスターチなどの材料が反応して急激に固まってしまうことがあります。

スプレーボトルを使って、満遍なく水が行き渡るように少しずつ加えると、部分的な塊ができづらいです。

また作ったバスボムは、しっかりと乾燥させることがポイント。水分が残っていると保存中に反応して溶けてしまう可能性があるので注意が必要です。十分に乾燥していることを確認した上で、保存することがポイントになります。

さらに3歳未満の小さな子どもやご年配の方、皮膚が弱い方などが使用するバスボムを作る場合は、香り付けのエッセンシャルオイルは使わないようにしましょう。着色料の使用も極力避けるのがおすすめです。

ナチュラル素材を活用したバスボム

ナチュラル素材を活用したバスボム

バスボムは、花やハーブなどの天然素材を取り入れて作ることが可能です。次にナチュラル素材を活かしたバスボムについてみていきましょう。

アロマオイルを使ったバスボム

アロマオイルは、使用する植物によって得られる効果・効能が異なります。

リラックス効果を求める場合はラベンダーやカモミール、元気を出したい時はペパーミントやレモンを選ぶなど、求める効果に合わせて使用するアロマオイルを変えるのがおすすめです。

またアロマオイルは使用すればするほど、香りが強くなります。そのため、小さめのバスボムを作る場合は数滴程度に留めるなど、量の調節も必要です。少なめの量から調整すると、好みの香りの強さが見つかります。

さらにアロマオイルは、直接肌に触れると刺激になるケースがあるので、敏感肌の方は注意しましょう。

ハーブを使ったバスボム

バスボムは、ハーブを使って作ることも可能です。ハーブは優しく自然な香りが特徴なので、香りが強すぎないバスボムを作りたい方に適しています。 

とくにラベンダーやカレンデュラ(マリーゴールド)は、自然体な香りを楽しむことが可能。カレンデュラは抗炎症作用を持っているので、傷ついた肌や粘膜の補修も期待できます。また華やかな見た目を求めるなら、ローズ(つぼみ)やハイビスカス(ホール)がおすすめ。

ハーブ入りのバスボムを作る場合は、湿気を避けて保存し、早めに使い切ることもポイントです。

ドライフラワーを使ったバスボム

バスボムの見た目にこだわりたい方は、ドライフラワーを使用するのもおすすめです。乾燥させた花びらやつぼみを入れるので、生のハーブよりも長く保存できます

週末のご褒美や特別な日の前日など、優雅なバスタイムを送りたい時にぴったりです。

ドライフラワーに選ぶ花は、カモミールやローズ、ラベンダーといった乾燥させた状態でも花びらが美しいものを選ぶのがコツ。お風呂に入れた際にバスボムが溶けて花びらが広がる演出が楽しめます。

使用する花びらは、肌に優しいものを選ぶことがポイント。しかし花のアレルギーを持っている方は、肌に刺激を与える可能性があるので、使用を避けましょう。

親子で一緒に自由研究!子供に人気のバスボム

親子で一緒に自由研究!子供に人気のバスボム

バスボムは子どもと一緒に楽しみながら作れるので、自由研究にも人気です。ここからは、子どもと一緒にバスボムを作る際に知っておきたいポイントをみていきましょう。

目に楽しいカラフルなバスボム

子どもと一緒にバスボムを作る際は、食用色素を用意するのがおすすめです。子どもたちの好きな色を用意すれば、色とりどりのバスボムが作れます。

重曹とクエン酸で炭酸が発生する仕組みは、自由研究に最適。作る過程を研究材料にすれば、楽しみながら夏休みの課題をクリアすることが可能です。

また自由研究の一環として作るなら、色を混ぜることで新しい色を作る実験をするのもよいでしょう。混ぜ方を工夫してマーブル模様にするといったデザイン性のあるバスボムも作れます。

色素を選ぶ際は、食品用且つ皮膚への刺激が少ないことを確認することがポイントです。

おもちゃ入り!?創造力を刺激する形や中身にこだわったバスボム

市販のバスボムは、中におもちゃが入っているケースがあります。子どもが好きなキャラクターのおもちゃを入れて、遊び心のあるバスボムを作るのもよいでしょう。サプライズ感があり、お風呂が苦手な子どもでも楽しいバスタイムが過ごせます。

またシリコンモールドやクッキーカッターを使って、好みの形に作り上げるのもおすすめ。メーカーによっては、キャラクターのシリコンモールドを展開している場合もあるので、型にこだわるのもポイントです。

表面にドライフラワーを散りばめて、中に小さなおもちゃを埋め込むと、見た目と楽しさを両立したバスボムが作れます。

サイズが大きいと崩れやすくなってしまうため、おもちゃは小さめのものを選び、コンパクトなバスボムにするのがポイント。さらに型は固めの材質の方が形を整えやすいのでおすすめです。

バスボム作りでよくある質問(Q&A)

バスボム作りでよくある質問(Q&A)

最後に、バスボム作りの際に寄せられるよくある質問を紹介します。

 Q.クエン酸や重曹は掃除用グレードでも大丈夫?

A.クエン酸や重曹は、掃除用グレードのものでも問題なくバスボムを作れます。掃除用グレードの商品であれば、100均などでも購入できます。

しかし皮膚が敏感な人や子供が使用する場合は、食品添加物グレードの成分の商品を選ぶようにしましょう。

バスボムは素肌に触れるため、万が一を考えて純度が保証されている食品添加物グレードのものを選ぶと安心です。

 Q.重曹とクエン酸の推奨配合比率は2:1ですが、その理由は?

A.2:1の割合を推奨する理由は、バスボムが成形しやすくなるからです。重曹とクエン酸は、水を加えることで化学反応を起こします。成形しやすい配合比率にすることで、キレイな泡を楽しむことができます。

Q.バスボムの保存方法は?どれくらいの期間保存できる?

A.手作りしたバスボムの保存期間の目安は、2〜3週間程度です。

市販されている入浴剤やバスボムとは異なり、防腐剤が入っていないため早めに使い切ることをおすすめします。

とくに湿度が高い時期は注意が必要。一度に多く作りすぎないようにし、湿気の少ない場所で保存することがポイントです。

また1つずつラップにくるんでからジップロックに入れ、冷蔵庫の中で保存するのもよいでしょう。その際、食品へのニオイ移りには注意が必要です。

手作りバスボムで自分好みのバスタイムを!

バスボムは、手軽に作ることができるバスグッズです。今回ご紹介した方法を参考にバスボムを作ることで、見た目や香りにこだわったバスボムが作れます。

カラーの配合や混ぜるアロマオイルの分量を調整して、自分好みのバスボム作りをしてみましょう!

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