AllowDragDrop

AllowDragDrop プロパティ

対  象 fpSpreadコントロール
機  能 セルブロックのドラッグ&ドロップを可能にするかどうかを設定します。
書  式 fpSpread.AllowDragDrop[ = {True | False}]

設 定 値 ブール型

  • True ドラッグ&ドロップを可能にする
  • False ドラッグ&ドロップを可能にしない(デフォルト)

用  法 設計時:設定および参照
実行時:設定および参照

解  説 AllowDragDropプロパティをTrueに設定すると、セルブロックの端をクリックしてスプレッドシートの別の位置にドラッグすることにより、セルブロックを移動できるようになります。セルブロックをコピーするには、[Ctrl]キーを押しながらドラッグします。
ドラッグ&ドロップの開始またはドラッグ中に表示されるマウスポインタを、デフォルトの矢印以外に設定できます。CursorTypeプロパティを「8-ドラッグ&ドロップの開始」または「9-ドラッグ中」に設定し、CursorStyleプロパティを任意の定数に設定します。CursorIconプロパティを使用して、独自のアイコンを表示させることもできます。

マウスのボタンを離してセルブロックをドロップすると、DragDropBlockイベントが発生します。

OperationModeプロパティが「2-行モード」に設定されている場合のドラッグ&ドロップは、行全体が対象になります。

サンプル 次のサンプルコードは、ドラッグ&ドロップ時に独自のマウスポインタを表示します。

With fpSpread1
 ドラッグの開始位置で表示するマウスポインタを設定します。
.CursorIcon = LoadPicture(C:\TEMP\A.ICO)
.CursorType = SS_CURSOR_TYPE_DRAGDROPAREA
.CursorStyle = SS_CURSOR_STYLE_USER_DEFINED
 ドラッグ&ドロップ中に表示するマウスポインタを設定します。
.CursorIcon = LoadPicture(C:\TEMP\B.ICO)
.CursorType = SS_CURSOR_TYPE_DRAGDROP
.CursorStyle = SS_CURSOR_STYLE_USER_DEFINED
End With