BlockMode プロパティ
対 象
fpSpreadコントロール
機 能
セルブロックに対して、各プロパティの値を有効にするかどうかを設定します。
書 式
fpSpread.BlockMode[ = {True | False}]
設 定 値
ブール型
- True 各プロパティの値を有効にする
- False 各プロパティの値を無効にする(デフォルト)
用 法
設計時:なし
実行時:設定および参照
解 説
fpSpreadコントロールのいくつかのプロパティは、単独セルに対してだけでなく、セルブロックに対しても適用できるように設計されています。これらのプロパティの値は、BlockModeプロパティをTrueに設定すると、Col、Row、Col2、Row2の各プロパティが示すセルブロックに対して有効になります。
BlockModeの値がTrueの場合に、セルブロックに対して適用可能なプロパティは、以下のとおりです。
- Action(有効な設定値)
- 3-消去
- 4-列の削除
- 5-行の削除
- 6-列の挿入
- 7-行の挿入
- 12-テキストの消去
- 16-罫線の設定
- 17-複数セルブロックの追加選択
- BackColor
- ForeColor
- CellBorderColor、CellBorderStyle、CellBorderType
- CellTypeおよびCellType関連プロパティ(Type?????)
- FontおよびFont関連プロパティ(Font?????)
- Formula
- Lock
- Text
- Value
サンプル
次のサンプルコードは、セルブロックのすべてのセルにテキストを設定します。
With fpSpread1
.Row = 2 セルブロックを設定
.Col = 2
.Row2 = 4
.Col2 = 4
.BlockMode = True セルブロックを有効にする
.Text = "Hello" すべてのセルにテキストを入力
.BlockMode = False セルブロックを無効にする
End With