BlockMode

SPREAD Ver3.0J オンラインヘルプ

BlockMode プロパティ

対  象

fpSpreadコントロール

機  能

セルブロックに対して、各プロパティの値を有効にするかどうかを設定します。

書  式

fpSpread.BlockMode[ = {True | False}]

設 定 値

ブール型

  • True 各プロパティの値を有効にする
  • False 各プロパティの値を無効にする(デフォルト)

用  法

設計時:なし
実行時:設定および参照

解  説

fpSpreadコントロールのいくつかのプロパティは、単独セルに対してだけでなく、セルブロックに対しても適用できるように設計されています。これらのプロパティの値は、BlockModeプロパティをTrueに設定すると、ColRow、Col2、Row2の各プロパティが示すセルブロックに対して有効になります。

🚩 BlockModeをTrueに設定し、セルブロックに対して各プロパティを設定した後はBlockModeの値をFalseに設定し直してください。

👉 ClipおよびClipValueプロパティを使用する場合は、BlockModeの値はTrueでなくてもかまいません。

BlockModeの値がTrueの場合に、セルブロックに対して適用可能なプロパティは、以下のとおりです。

  • Action(有効な設定値)
    • 3-消去
    • 4-列の削除
    • 5-行の削除
    • 6-列の挿入
    • 7-行の挿入
    • 12-テキストの消去
    • 16-罫線の設定
    • 17-複数セルブロックの追加選択
  • BackColor
  • ForeColor
  • CellBorderColorCellBorderStyleCellBorderType
  • CellTypeおよびCellType関連プロパティ(Type?????)
  • FontおよびFont関連プロパティ(Font?????)
  • Formula
  • Lock
  • Text
  • Value

サンプル

次のサンプルコードは、セルブロックのすべてのセルにテキストを設定します。

With fpSpread1
.Row = 2  セルブロックを設定
.Col = 2
.Row2 = 4
.Col2 = 4
.BlockMode = True  セルブロックを有効にする
.Text = "Hello"  すべてのセルにテキストを入力
.BlockMode = False  セルブロックを無効にする
End With