横浜市では、横浜市指定文化財として「根岸の榊神輿(さかきみこし)」を決定しました。なお、今回の指定・登録により、横浜市指定文化財は149件、登録地域文化財は91件となります。
☆11月22日(木)の告示をもって正式に指定されます☆
平成24年11月13日
教育委員会事務局
生涯学習文化財課

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平成24年度新指定文化財概要
☆指定文化財は文化財保護審議会で「国・県指定文化財以外の文化財のうち横浜の歴史、文化または自然を理解する上で重要なもの」と判断されたものです。
根岸の榊神輿(無形民俗文化財)
根岸八幡神社の例祭に際し、根岸町で3年に一度行なわれる、榊で制作した神輿を中心とした祭礼行事であり、榊祭りとも呼ばれている。榊神輿の形状は、2メートル四方、高さ1.6メートル、重さ400キログラムの四角錘状。趣向を凝らした色模様の榊儒袢を着た担ぎ手によって町内を巡行する。
かつては根岸町を含む4つの地区が輪番で榊神輿の制作に当たり毎年行なわれていた。戦時中に中断し、戦後断続的ではあるが再開し、昭和50年を最後に途絶えていたが、昭和60年に根岸町で復活した。同様の祭礼行事であった本牧八王子神社の榊神輿が途絶えた今、市内に残る唯一のものである。
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