小学校から、通学費補助の申請のため、通学にかかる交通費について質問されることがあります。
- 年間バス代
- 本人:福祉特別乗車券利用(年額600円)
- 付添人:交通費実費×通学日数
- 送迎サービス利用料
※交通費実費=バス代330円(往路110円、復路220円)+付添人の行き帰りの交通費
子育てサポートシステムの交通費の取り扱いについて
子育てサポートシステム利用規約には、「交通費=実費」と明記されていますが、提供会員の交通費については、公共交通機関を利用した場合の正規の運賃が適用されますのでご注意ください。
提供会員が、定期券や敬老パス等を持っていて、実質バス乗り放題だったとしても、交通費がかかったものとして計算します。
また、実際には活動の前後にどこかに寄ったとしても、自宅〜活動場所までの交通費を請求されます。
たとえば、小学校の朝の送迎に子サポを利用した場合、1時間の利用料金500円にプラスして、
- 提供会員の自宅〜活動場所(行き)…220円×乗換1回=440円
- 活動中の交通費(行き)…愛の手帳提示で半額=110円
- 活動中の交通費(帰り)…220円
- 活動場所〜提供会員の自宅(帰り)…220円×乗換1回=440円
交通費だけで毎回1,210円かかります。合計1,710円×通学日数の支払いとなると、金銭的に大きな負担です。
子サポとガイボラ、どっちが安い?
一方、横浜市ガイドボランティア事業では、交通費=実費(実際にかかった費用)です。
ボランティアが定期券や敬老パスを持っていて、当日交通費の支払いが発生しなかった場合、利用者の交通費負担はありません。
子サポ利用の場合、
- 提供会員が受け取る金額=2,210円(活動報酬1,000円+交通費1,210円)
- 利用会員が支払う金額=1,710円(利用料金500円+交通費1,210円)
ガイボラ利用の場合、
- ボランティアが受け取る金額=1,000円
- 利用者が支払う金額=0円
交通費を除けば、活動報酬の金額は同じですが、利用者負担が大きく違います。
送迎には、子サポよりガイボラを利用した方が、圧倒的にコスパが良いでしょう。
利用にかかる手間についても、子サポは事前打ち合わせや毎月の精算が必要ですが、ガイボラは簡便な手続きで済むので、おすすめです。
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