知的障害や発達障害に対応していると謳う水泳教室はほとんどありません。電話して問い合わせると、断られることが多いです。かといって個別指導は、水泳選手のような上級コースの場合を想定しているところばかり。

荒技ですが、親が講習を受けて水泳指導員になるという方法もあります。
横浜中央YMCA
他区のYMCAには障害児向けプログラムがあるのですが、横浜中央YMCAにはありません。
しかし、横浜中央YMCAにおける障害の有無による入会の可否については、どこにも明記ありません。
そのため、聞かれなかったから言わなかったら入れた、気になったから確認したら断られた、などと、保護者の対応によって結果が異なる、という話を聞いています。実際どうなのでしょうか?
調査のため、電話して「知的障害のある子どもの入会は可能ですか」と聞いてみました。
担当者が言葉に詰まった後、上の者に確認して折り返すと言い、作戦会議でもしたのか、21時近くなってから電話がありました。
結果的に、オルタナティブといって、障害児専用、専用(強調)のコースがある、よそのYMCAの方を勧められました。
相手がどんな子どもを想像したのか知りませんが、発達障害に、一人一人特性があるように、知的障害といっても、重度から軽度まで、状態に幅があります。IQを聞かれたら答える用意はあったのに、IQについて確認の質問を受けることは一度もなく、「障害」と一括りの認識であることがよくわかりました。
慎重に言葉を選び、即答せず、相談し合って回答を練る。差別だと攻撃されないよう細心の注意を払い、身構える。習い事の問い合わせを繰り返すなかで、この腫れ物に触るような態度に何度も向き合ってきました。「障害児お断り」とはっきりホームページに書いてくれた方がよほど親切です。
横浜中央YMCAの講座には、
水泳、エアリアル・トレーニング(トランポリン)&キッズコーディネーション(体育が好きになる:体つくり運動・かけっこ・なわとび・ボールなど)、体操、器械体操(マット・跳び箱・鉄棒など)、新体操、サッカー、バスケ、空手、チアダンス、モダンダンス、アート
などの種類があります。
地域グラウンドを利用した、幼児・小学生サッカーの屋外クラスもあります。(火:本牧地区・水:上大岡地域・金:井土ヶ谷地域・土:能見台地域)
↓体験はこちらから
トランポリン、キッズコーディネーションは、発達性協調運動障害などの診断を受けたお子様の体幹トレーニングに役立ちそうです。
- Qキッズコーディネーションとは?
- A
子どもの神経系の発達がほぼ完了する10歳ごろまでに、多様な運動経験から、7つの基礎能力(リズム・バランス・連結・変換・定位・識別)を高めるトレーニングです。
状況を脳で判断し、神経を通じて適切に身体を動かすという一連の過程をスムーズにし!将来的に様々なスポーツに活かされる土台をつくります。
- Qエアリアル・トレーニングとは?
- A
トランポリンを用いた運動処方の一つです。トランポリン上での跳躍運動を通じて、空中で自分の身体を操り、バランスをとる能力を高めます。
立体的・空間的に多様な動作を経験し、すべてのスポーツに応用できる感覚を養います。
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