経緯
Aシステムズ様のxoBlosツール開発業務ではExcelを触る機会が多く、その中でExcelのデータの入力規則機能を使用することがあった。
データの入力規則には様々な種類があるため、どのようなものがあるのか調べてみた。
Excelの入力規則
特定のセルに入力できるデータの種類や条件を制限させるための機能。
入力規則を用いることで、セルに入力できる文字数の制限、プルダウンリストの作成ができるようになる。
整数
入力値の桁数を制限したい場合や、入力できる数値の範囲を制限したい場合に設定できる。(例:1~9の整数の範囲で入力可能にしたい場合)
小数点数
整数と小数を含めた入力制限を行いたい場合に設定できる。
(例:1.0~9.9の範囲で入力可能にしたい場合)
※小数の桁数を指定したい場合は、後記の「ユーザー設定」にて、
「=B14*10=INT(B14*10)」と設定すると可能になる。(B14は任意のセル位置)
リスト
入力できるデータをプルダウンで選択させたい場合に設定できる。
漢字やひらがなといった表記ゆれを防ぐことができる。
(例:47都道府県を入力させたい場合)
日付
日付の入力ミスを防ぎたい場合に設定できる。
(例:本日以降の日付を入力させたい場合)
時刻
指定した時間外の時刻の入力を防ぎたい場合に設定できる。
(例:9:00~18:00の範囲で入力可能にしたい場合)
文字列(長さ指定)
入力できる文字数を制限したい場合に設定できる。
(例:8文字以下で入力可能にしたい場合)
ユーザー設定
数式を用いて独自に入力規則を設定することができる。
(例:「市」という文字列が含まれているかチェックする)
その他の機能
入力時メッセージ
セルを選択したときにメッセージを表示するように設定できる。
エラーメッセージ
無効なデータが入力された場合に、指定したメッセージを表示することができる。
参考サイト
・データの入力規則の詳細
・【Excel】入力規則を使ってセルに整数・小数点の制限を設定する方法!解除方法も解説
・《初級》Excelで入力規則機能(プルダウン)を設定する方法!これを使えば、業務効率化アップ!
・【Excel活用術】日付の入力ミスを防げる便利技「データの入力規則」を関数で設定しよう【第46回】
・入力できる時刻を制限をしたい:エクセル Q&A(Tips)
・Excel入力規則でセル内の文字数を制限する方法
・Excel(エクセル)のリスト機能の「空白を無視する」の意味は?
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